response and responsibility

社内広報のインタビューで社内のある幹部にインタビューしました。その方が「ビジネスはスピードだ大事だ」と言っていました。この日記を読んでいるビジネスマンの方は「何をいまさら」と思われるかもしれません。しかし同様に「それ実践するのは容易いことではなく、またなぜ迅速な対応が大事なのかを明確に答えることも難しい」ということも理解していただけると思います。
自分は質を重要視するタイプで、良くも悪くも完璧主義なところがあります。(理系のSEにありがちのようですが) しかしそれにより、経過報告を怠ってしまい、作業の依頼者やメンバー等のステークホルダーに不安を与えていることに気がつきました。また、作業が数週間に及んだ場合には、その間に目的や目標など(スコープ)が変わってしまっていることもあります。時にステークホルダーの気まぐれによる、思わぬスコープ変更があった場合には大変です。これまでの作業が無駄な徒労に終わることもあるのですから…(ひどい場合には依頼を忘れられていることも…)
インタビューの時の話に戻りますが、その方はもうひとつ「すべての責任は自分にあると思うようにしている」と言っていました。その言葉にも自分は思うことがありました。これまで自分は「気まぐれによるスコープ変更」や「依頼忘れ」を相手の責任にしていました。しかし、「もし自分が相手の気持ち変わる前に行動を起こしていれば、結果は変わっていたのかもしれない」と思ったからです。


社内広報の仕事では幹部以外にもたくさんの人達との交流があります。時に大きな感銘を受け、カルチャーショックを受ける事も少なくありません。私の会社は1万人規模の大企業なので、社内の人間関係が希薄になり、組織の中に埋没してしまいがちです。そんな中で、少しでも境遇の違う人達とのコミュニケーションを持てるチャンスを得られたことは非常にラッキーだと思います。